先日NHKの番組「ためしてガッテン」でスロートレーニングが紹介されていました。筋力トレーニングをゆっくりした動作で行うことで、中高年でも筋力が低強度でも効率的に行えると言う内容でした。評価には筋力の増加面積と腹膜前内臓脂肪厚を測っているようでした。筋力トレーニングによって成長ホルモンを増加させ、直後に有酸素運動を行うことで内臓脂肪も効率的に減らせるという内容です。(画面36,37参照)
一般的には腹膜前内臓脂肪厚はエコーで測ります。弊社も昨年この測定法の解析ソフトPFTscopeを完成していましたので早速やってみることにしました。また筋トレあるいはレジスタンストレーニングは瞬時の血圧上昇など血管にはあまり良くない運動とも言われています。最近では頸動脈の血管スティフネス(beta stiffness index)を測るなどして、やはり筋トレは有酸素運動に比べ血管の硬さを増やすなどの報告が出されています。弊社も昨年末この血管スティフネスを頸動脈をエコーで測って解析するBETAscopeを完成していましたので、果たしてスロートレーニングが中高年でも安全に行えるのかスロートレーニング前後で血圧と一緒にbeta stiffnessを測って検証してみることにしました。
エコーによるbeta stiffness測定は古くから行われていましたが、主にエコーのMモードを使った方法が中心でした。Mモード法は1点で測るため測定の信頼性に欠点が出てきます。また頸動脈の拍動はゆらぐため計り方にもこれといった決まりがありませんでした。そこで弊社では長軸頸動脈画像を数枚用いることでMモードの1点のみの方式に比べ400点ぐらいで平均して算出することにしました。またゆらぎに対処するため新にmin-max法を使うことを提案しています。
使用したエコー

PFTscopeを使って内臓脂肪厚を評価
スロートレーニング以下月後の腹膜前内臓脂肪厚(カットエリア)

内臓脂肪厚の半自動解析

評価画面例

評価は?

