・方法
FMDカフコントローラーを使い被験者の上腕動脈を最高血圧+40mmHgで5分間阻血させ安静時の長軸エコー画像4枚、血管拡張時1分間20秒から10秒間隔で5枚取得。弊社FMDscopeにより%FMDを計測。
・条件
寝起き空腹のまま%FMD測定後、某社グレープジュース500ml摂取、2時間後の%FMDを測定した。
・特徴
今回初めて従来用いていた阻血圧を固定の250mmHgで行うことを止めて被験者の血圧を毎回測定し、その血圧に+40mmHgを上乗せする最近の方法で行った。主に生体の負担を軽減する効果があるとされている。測定前に指先端に脈拍センサーを付け十分にこの状態でも阻血が実現されていることを確認している。
・結果
残念ながら今回はグレープジュースが血管を拡張させる効果は見られなかった。

・考察
グレープジュースは主にビタミンCの血管内皮に与える効果を見ていることになるが今回の一回だけの測定では効果の確認はできなかった。特に有効な量、生体環境の条件の影響、くりかえし誤差のために必要な統計的処理などを押さえているわけではなく参考結果にすぎない。今回新たに開発した被験者の最高血圧+40mmHgで自動的に阻血させるカフコントローラーを試運転してみたが今後この方法での測定が主流になるものと思われる。