<最新IMT論文散策>フランスの会社AXAの労働者群で調べた大動脈管壁厚とcoronary Risk Profileの間にある 性別、形態学的による違い。 ・このレポートはIMTとcardiovascular risk facterの間の関係について調べた ものである。性別とmultifactorial coronary riskの関係を大腿部と頸動脈の両IMTを 測定する事によって明らかにしようとするものである。 大腿部、頸動脈IMTを超音波を用いて男性326人、女性462人、年齢17歳から65歳に ついて調べた。また同時にBMI、血圧、blood lipid、gilucose、喫煙、Framingham coronary risk を調べた。 血管内IMTは男性よりも女性のほうが小さかった。大腿部と頸動脈のIMT間の著しい関係は 年齢と両性別の中にある大部分のリスクファクターに依存性があった。年齢依存性を消去した 後頸動脈IMTは両性別において、diastolic blood pressureを別にしてHDLコレステロール が関与し、女性においては喫煙が関与した。その場合大腿部IMTは両性でtriglycerids、喫煙 が関与し、男性でsystolic blood pressure、血中グルコース値が関与した。また女性では HDLコレステロールとトータル値が関与した。 両性において、年齢依存性を消去するしないに関わらずFramingham risk facterは大腿部IMT, 頸動脈IMTに関与した。 しかし関与の強さは (1)年齢依存性を消去した後よりも前で大きかった。(2)年齢依存性を消去した大腿部動脈 を除いて、女性よりも男性に、(3)年齢依存性を消去する前の両性で大腿部より頸動脈に 強かった。男性における頸動脈IMTは女性よりも強く関与がに予想された。両性の大腿部IMT ではmulutifactoeial coronary risk 負荷が反映されていた。しかしこれらの違いは年齢上の 部分的な状態が関与している。 (Gariepy氏はパリ、ブルセー病院Simon教授の下でコンピュータ解析を用いたIMT計測を駆使して 精力的に臨床データを集めているグループである。) ・原文のアブストラクト
頸動脈分岐における頸動脈とAthrosclerosisのIMT依存性 ・目的と背景 CCA内のIMT増加はatheroscerosisのマーカーとして共通に用いられている。研究の目的は 頸動脈分岐においてCCAのIMTとatheroscerosisの関係について調べることである。 ・方法 平均年齢67歳の182名にたいし頸動脈をduplex scanningを含み、IMTとクラス分けした プラークを対象に高分解能超音波を用いて測定した。 ・結果 IMTは年齢、ischemic hert disease、多くの頸動脈分岐で狭窄とプラークの出現に相関 していた。またかるい男性依存性が認められた。男性ではIMTは右よりも左により大きかった。 プラークは分岐部の163名で認められた。そのうち45名では50%以上の狭窄が認められた。 右側面でなく左側面でCCA内のIMTと分岐部のプラークあるいは狭窄の相関が認められた。 Echgenetic プラークはEcholucentプラークより共通に認められたが後者では狭窄の場合により 著しく生じていた。しかしプラークechogenicityとIMTの相関は認められなかった。 ・結論 一般的にIMTとCCAは分岐部のatherosclerosisの程度と相関が認められた。また左側面でも 同様であった。ここでは右側面より左側面において頸動脈のアテローム性動脈硬化のより早い 進展が認められた。Echogenicプラークはecholucentプラークよりもより共通して小さいが echogenicプラークとIMT には相関が認められなかった。 ・原文アブストラクト
頸動脈および大腿部大動脈管壁におけるPravastatin 治療効果についての Bモード超音波評価、また冠動脈造影法による確認との相関。Regression Growth Evaluation Statin Stady(REGRESS)報告 ・目的 Bモード超音波による研究で大腿部と頸動脈壁面におけるPravastainの治療効果を評価した。 末梢と冠動脈でatherosclerosisの状態と評価の相関を調べた。 ・背景 The Regression Growth Evaluation Statin Study(REGRESS)をCAD(トータル コレステロール4又は8mmol/liter)患者男性885名に対し2年間にわたり、11センターで 、ダブルブラインド、プラセボにより行った。この研究は冠動脈血管におけるPravastatin 治療効果についての最初の調査である。この報告では超音波を用いたREGRESSに関与する 255名の患者に対して焦点を当てた。 ・方法 頸動脈、大腿部動脈の壁面画像を基準、6,12,18,24ヶ月について取られた。Pravastatin 治療効果は治療グループの間でIMT値の進展による違いとして定義した。 ・結果 Pravastatin 治療効果有意に高かった。(IMTに対しp=0.0085、IMTのFar wallに対しp<0.0001 総大腿部動脈のFar wallに対しp=0.004) 動脈壁セグメントのIMTとの相関は-0.17から0.81であった。 冠動脈管狭窄パーセント値とIMT値の基準相関は0.23から0.36であった。 基準IMT値と平均冠動脈セグメント直径の相関(r=-0.32,p=0.001)および最小冠動脈閉塞径 (r=-0.27,p=0.005) IMTと個々の冠動脈管変数との相関はなかった。(p>0.30) ・結論 頸動脈と大腿部動脈のPravastatin 治療効果を観察した。末梢動脈のBモードによる画像研究 では個々の患者の冠動脈血管の状態と評価は示せなかったが、抗アテローム動脈硬化の代替え 特性として評価する場合にはかなり適切なツールとなることが証明された。 ・原文のアブストラクト
頸動脈壁面の粘性の増加と高血圧患者のIMTの関係について 動脈の壁面粘性の増加とIMT値の関係が高血圧患者で認められた。それは滑らかな筋細胞は動脈壁 の粘性の振る舞いに反応するためである。またそれらはIMTの厚みの構成過程に含まれる。 この研究は頸動脈の壁面厚と壁面粘性の関係について評価したものである。 IMTと動脈径の波形の非侵襲的評価には超音波を用いて行った。この技術は羊による超音波計測 と対比して行われた。波形は両方法で同様に得られた。11名の正常血圧(NTA)の対象者と マイルドから本態性高血圧(HTA)にわたる11名の患者の総頸動脈を非侵襲的方法で、圧力計 、IMTを得るためにBモード画像による自動厚み解析計、瞬時血圧計、直径ループ等を用いて 計られた。 粘性弾性系モデルは壁面粘性係数ηによるヒステリシスループ消去評価法により検討した。 NTAではηは2.73±1.66(mmHg s/mm)、IMTは0.58±0.08(mm) HTAではηは5.91±2.34(p<0.025)、 IMTは0.70±0.12(p<0.025)であった。 NTAとHTAの全データのηは直線回帰により解析され相関系数r=0.71(p<0.05)が得られた。 一定の圧を保持するηとIMTの部分的相関はr=0.59(p<0.05)であった。 結論として例え血圧が維持されたとしても壁面の粘性増加は高IMT値が関与している。 IMT値は滑らかな筋細胞が粘性の振る舞いの増加により著しく変動していると解釈できる。 (この報告もコンピュータによるIMT自動解析法を用いたフランスブルセー病院のチームである) ・原文のアブストラクト