<Video機器の評価>

はじめに

*従来の超音波診断機がNTSCのビデオ信号を外部端子として持っていることを前提に考えます。インティマスコープがJPEGの超音波静止画像を入力して解析すると言っても超音波装置からJPEGの静止画像がすぐに取り出せるわけではありません。DICOM等の医用画像処理専用に考えられた特殊なフォーマットかVHSのビデオに録画できる場合が通常です。しかし医療現場ではマックを使った画像解析やPhotoshop等のグラフィックソフトを日常的に使っているのが現実ではないでしょうか。特にPCが低価格で使える現状では画像は汎用パソコンに持っていったほうが遙かに多様な処理が行えます。IMTの測定は0.1mmの測定精度が要求されるためVHSのアナログビデオから静止画に落としては画像の劣化が避けられません。そこでDV(デジタルビデオ)ビデオを使うなどして画質の劣化をできるだけ少なくする事を進めます。以前からVAIOとDVビデオウオークマンの組み合わせを推奨してきましたが、それは操作がシンプルで使いやすいためでした。特にVAIOのDVgatestill取り込みソフトはフレーム選択とデータセーブが連動していて我々の目的のためには最適でした。

簡易静止画保存

*エコー画像を動画のままDVデジタルウオークマンに保存し、動画から静止画を取り出す以外に、エコーから直接パソコンに繋いで静止画を得る方法があります。動画のまま保存した方が比較検討し易いとか一旦ビデオ録画するのでエコーに直接パソコンを繋がなくても済むとかメリットは多いと思いますが、録画したビデオ画像から静止画を取り出す方法が面倒とか、デジタルビデオレコーダーを揃えるコストが気になるなど迷われるユーザーも多いと思います。今後エコー画像はMO等に静止画として容易に保存できるようになるでしょうが従来手持ちのエコーからビデオ出力を通して汎用フォーマットの静止画を得る方法はそう簡単ではありませんでした。最近カノープス社がエコーのS端子ビデオ出力を取り込みDV出力に変換する低価格なビデオコンバータを発売しました。DV出力はデジタルビデオから画像を取り込みPCで編集するソフトが容易に手にはいるためJPEG等静止画を選るには優れた手段です。またDVのため画像の劣化が少なく済みます。私どもはVAIOと接続させVAIOが標準で持っているDVgate stillキャプチャーソフトを使いJPEG静止画を得る方法を推奨してきました。特に30フレームから選択して1枚を保存する方法は現在のエコー装置が持っているシネループ機能と近い方法で操作がエコー向きです。最近では家庭でビデオ編集ができる簡単なキャプチャーソフトはパソコンに標準で付いているようですが殆どアルバム作りなどを目的にしているせいか操作がメディカル用途に適していない場合が多いようです。

カノープス社カタログ